西部警察署刑事 愛称「オキ」

PART-II 1話から登場。PART-IIにおけるストーリーの主軸的位置づけで主役級の扱いだった。本来ならばPART-II終了のタイミングで華々しく西部署を去る予定だったがシリーズ製作上の問題か、最終的にはPART-III第6話まで出演することになる。役どころは余命いくばくも無い元キャリア官僚という設定で、東大法学部卒業後、国家公務員上級試験に見事合格し警視庁に入庁というプロフィールである。沖田刑事を演じる三浦友和の容姿は、大門と同じクールカット(短めの角刈り)でジーパンにブルゾンスタイルとスポーツマン風にまとまっており、当時としてはスタイリッシュな印象を感じる。警視庁へ出向後はコールドケース(未解決事件)を専門に扱う特務三課所属となっていた。ヘリコプターの操縦免許を取得しており上空からのダイナミックなアクションも随所でこなしていた。西部警察署内では、鳩村刑事(舘ひろし)と親交があり、職務上でもお互いをサポートしあう仲として共に捜査をする機会が多かった。キャリア官僚時代は警部だったが、過去に起こった人質籠城事件で取り返しのつかないミスを犯してしまう。その際に犯人の銃弾を腰部に受け、腰椎に食い込んだ弾丸の破片が原因で髄膜炎のリスクを常に抱えていた。医師から余命宣告を受けた沖田刑事は、自分に残された刑事生命を大門軍団で全うしようと考えるようになり、自ら西部署への転属願いを出す。また一介の刑事として制約なく活動できるように降格を希望し「巡査」として再スタートを切った。

国際線スチュワーデス(現在のCA)である麻生順子と交際→婚約していたが、事件での負傷により自分が余命宣告を受けたことから、理由も告げずに一方的に婚約破棄をしてしまう。彼女を不憫に思った沖田のやさしさだったのだが、後に順子はこの仕打ちを逆恨みし大門軍団に敵対する犯罪組織に堕ちていくことになる。

犯罪捜査においては常に冷静な判断をしクールなキャラクターではあるが、正義感が強いあまり犯人の口にダイナマイトを突っ込み自供させたり、容赦なく銃を発砲したり、強引な一面があることも散見できる。PART-III第5話で髄膜炎を発症し、第6話で西部署を離れ雪山で姿を消した。ドラマの中では生死を確認できる描写はなく謎を残したままだが、以降シリーズを通して沖田刑事が再び登場することはなかった。