西部警察とえば平和な日本ではありえない巨大犯罪に立ち向かう、スケールの大きな超ド級アクションですが、大門軍団に戦いを挑む犯罪組織や狂暴なテロリストが居るからこそ、このドラマが成り立ってるということも無視できません。そんな重要な役どころを見事に演じるのが以下に紹介する悪役の方々です。

八名信夫(やな・のぶお)全シリーズ11回出演

西部警察の悪役といえば「八名信夫」というくらい存在感、知名度がダントツの俳優である。

身長179㎝と恵まれた体格で元野球選手という異色の経歴を持つ八名は西部警察シリーズ(特にPART-1)で強面で迫力ある風格と、独特の雰囲気で存在感をアピールした。主に犯罪組織のリーダーやヤクザの親分というハマり役があり、さすが「悪役商会」の面目躍如といったところである。

黒部進(くろべ・すすむ)全シリーズ9回出演

黒部進といえば「ウルトラマン」で登場する科学特捜隊ハヤタ隊員だが、1970年に所属する東宝を退社しテレビドラマのゲスト出演をこなす程度だった。人気特撮番組のヒーローを演じた黒部だったが、このころから悪役の仕事が増え、やがて西部警察に出演を果たす。中でもPART-1第102話 「兇銃44オート・マグ」ではヒットマン笠松(阿藤海)らとともにスーツに身を固めたインテリ風ヤクザを怪演した。

このほかにも庄司三郎・河合絃司・二家本辰巳・成瀬正孝などベテラン俳優が悪役として名を馳せた。