西部警察の名物ともいえる犯人VS大門軍団のカーチェイスは数々の伝説を作った。

有名な話といえば全シリーズで大破した車両4.680台、飛ばしたヘリコプター600機、封鎖した道路4万ヶ所など、スケールが桁外れ過ぎて想像もつきません。福岡~熊本と4都市跨ぐ大規模なロケを敢行したPART-Ⅰ第64話「九州横断大捜査網」第65話「博多港決戦!!」では後世に語り継がれる名シーンを残した。この様子は後のシリーズのオープニングでも使用されており記憶に残っている方も多いのではないだろうか。

そして忘れてならないのが伝説のスタントといわれているPART-Ⅰ第104話「栄光への爆走」で行われた通称「運河越え」である。西部警察シリーズ屈指の名スタントと言われており、ストーリーの性質上看板を突き破って大ジャンプしなければならない制約があり、25mある目黒川を飛び越えるという当時としてはかなり無謀なスタントだった。スタントマンは三石千尋。三石の運転するフェアレディZが猛スピードでジャンプ台に侵入し、見事目黒川を飛び超えた。

しかし着地に失敗しZは大破、三石も全治3か月の重傷を負った。

ドラマでは失敗した着地シーンは別の映像とすり替えられ(正確には車体後部を護岸の縁にぶつけ走行ができないくらいに破損したのに次のシーンでは地面にきれいに着地していた)何事もなかったかのようにフェアレディZは逃走を続けた。